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C『 写真から動画を作る1 』

 

いつもホントの戯言だけではつまらないので
たまには(?)本職についてのネタなどを…
長くなりますが、これを読めば、あなたも

「アクションスライド合成王(笑)」

に一歩近づけます!!

それでは百聞は一見にしかず。
まずは映像を見てみて下さい!



写真に加工を加えるだけでここまでリアルな動画にできるのです。

ではなぜ動画に見えるようになるのでしょうか?
JEROサマが考え出した結論はひとつ。
「画面中、一部でも動いていると実写に見える」
ということなのです。

メイキングにある温泉も全てを動かしたわけではありません。
もちろん、写真自体をパースを付けて動かすのは基本なのですが、
その他に加工したのは「湯気」と「水面」の動きだけ。
お風呂の写真と動画を比べた時に違って見えるのがその2点なんです。
だからそれらを加工して動かしてやれば動画に見えるのです。

ではそれらをどうやって加工するのか?

湯気は温泉だけでなく、暖かい料理の写真などにも有効ですよね。
ではその湯気の加工方法って?
実はとても簡単なんです。

なんとこの湯気、「雲」を使って制作しています。
湯気自体をPhotoshopなどを使って描くのはちょっと難しいですよね?
だけど、最初から湯気のような雲を使えばとても簡単!

準備としては見た目の良い雲の写真を3種類くらい用意して、
Photoshopなどで、雲だけを選択して青空の部分を消してあげるだけ。
あとはAfterEffectsでちょっとだけ動かしてあげる。
この時、「コーナーピン」などのディストーション系のエフェクトで
若干ゆがませながら動かすのがコツです。
こちらの動きの詳細は、やっぱり本物を良く観察して真似するしかありません。
お風呂に入っている時にでも水面の湯気の動きを観察してみてください。


次に水面の加工方法。
こちらはもっと簡単ですょ。
著作権フリーなどで売られている動画や
それさえ無いならお風呂場ででもいいのでホームビデオなどで撮影、
適当な水面の動画を用意します。

そして写真の上にレイヤーとして載せてあげる。
あとは水面の形にマスクなで切ってあげる。
ここからがミソなのですが、乗算や加算、オーバーレイなどの
レイヤーのモードを変えてあげて一番それっぽく見えるようにしてあげるのです。
この時、ただモード変更だけでは見えにくいと思うので
補正やレベル調整系のエフェクトで若干動画を濃いめにしておくのがポイントです。
モードを変えて載せてあげるのでもとになる映像はハッキリとは見えないという訳です。
だから「適当な水面」でOKなんですよ。

あとは写真にうまくマッチングさせてやるだけ。
それだけです。

撮影せずに
写真とアリモノの動画を使うだけ。
だから低コストで済んじゃう!!


みなさんも試してみてください。
でもお仕事はJEROサマにふってね(;´∀`)ゞ




最近のハリウッド映画で有名なもののひとつに
CGバリバリの映画「トランスフォーマー」ってありますよね?
昨年のInterBEE2007という国際放送機器展でこの映画のメイキングを見てきました。
実際にこの映画で合成を担当した人が来てトークをしてくれました。

面白いことにこの映画の合成手法も
JEROサマの手法とまったく同じ方法なんすよ。

爆発系はすべて実写を撮影。
そこに後からCGを重ねるわけです。
残りはフルCGと思いがちですが、実は違う!

実際は合成する為だけに「炎のパーツ」や「爆発のパーツ」などを
実際の炎や爆発をグリーンバックやブルーバックを使って撮影するのです。
それをそれぞれ合成時の素材として歪ませたり調整しながら
CGに重ねていき、最終的にできあがる。
だからあんなにリアルな映像ができあがるのですね。




このInterBEE2007でこのメイキングを見て
かなり自信過剰になりました(笑)
「おぉー!俺はハリウッドと同じコトしてたのか!!」
みたいなね。

ただ、ひとつ違うところは…
合成用素材は著作権フリーとか自分で撮影したもの、過去の撮影素材など
「その動画用に撮影したものではない動画」を素材としているところ。


合成素材まで撮影できるお仕事…
してみたいっすね〜(;´∀`)ゞ


ローカルを。
仙台発信のCMを。
みんなで向上させませう (゚∇^d) !!


2008/01/18(金)

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